大阪楽友協会 ピアノグループ

 

🎼 ピアノグループで一緒に学び、楽しみませんか ♬

 

◯ 2023年は、ピアノグループ活動開始から63年目にあたります。

 

◯ 研究演奏会(2回/年)

 ソロ、デュオ、室内楽、作品発表、色んな形態の演奏ができます。

◯ 特別演奏会 (不定期)

 

◯ 「Con Brio」 演奏会形式のコンクール(年1回)

 ・子供から大人まで、独自性のあるコンクールを開催してきました。「コンブリオ」出演を通して、多くの音楽家が育っています。

 ・2023年度もムラマツリサイタルホールで、開催いたしました。2024年度は、9月に開催予定です。

 

◯ その他

 公開レッスン、古典舞踏研究会、楽曲、教材の研究 等、研修の機会を企画していす。

 室内楽などの研修の機会もあります。

 

◯ 会費:\4000(年)

 

大阪楽友協会の皆様! 是非ご一緒に活動しませんか? 

随時会員を募集しています。

 

大阪楽友協会での年齢を越えての活動の良さは、入ってみて初めて実感していただけることと思います。

夫々の個性を尊重しつつ、一人では実現しない音楽の喜びを味わっていただけることと思います。

63年間の活動が、語ってくれています。

 

ちょっと覗いて見ようと思われる方、見学もできます。お待ちしています。

 

♬ページトップの写真は、2023年8月28日に開催されました、「室内楽研修会」の写真です。

ヴァイオリン奏者:木村悦子氏(トロント交響楽団アシスタントコンサートマスター)と、7人のピアニストによる共演をさせて戴きました。

素晴らしい音楽の喜びを、共有いたしました。

♪会場:西宮、北野ミュージックスペース♪

 

 

ピアノグループ 事務局

13期 平井幸枝  Tel ,Fax 072-892-1356 

16期 飯塚幸穂    Tel ,Fax  0721-287048

31期 三船麻理(ホームページ担当)  Tel,090-1480-5492

            CYU01261@nifty.com

 


活動の記録

大阪楽友協会主催 2024年度「コンブリオ」無事終了致しました

2024年9月8日(日)

新大阪ムラマツリサイタルホール

 

参加者19名

 

4名が最優秀賞の栄誉に輝かれました。

 

・江宮 新さん(小4) (写真)

 

・塩見明菜さん(高3)

 

・松山 歩央さん(高3)

 

・堀山 理恵さん(一般)   

 

 

大阪楽友協会ピアノグループ書記:三船麻理

2024年度の予定

研究演奏会

 

日時 : 2024年6月30日(日)13:00開演

会場 : B-tech Japan Osaka

〒532-0003 

大阪市淀川区宮原2丁目14-4

MF 新大阪ビル1F

 

 

コンブリオ開催予定

 

日時 : 2024年9月8日(日)13:00開演

会場 : ムラマツリサイタルホール

 

お問い合わせ  090-1480-5492 (三船)

2023年度「Con Brio」開催されました。❕❕

 

日時:2023年6月18日(日)

会場:新大阪・ムラマツリサイタルホール

参加者:20名

 

・2019~2021年は、コロナ感染症の為開催不能でありましたが、漸く2022年9月に開催することが出来ました。本年度も盛会裏のうち、終了いたしました。

 

・2023年度もCon Brio その名が示すように、幼児から大人まで、個性的で生き生きした演奏に接することが出来ました。

 

・審査員は、5名のピアノグループ員が、毎年交代で当たります。

技術面、表現力、個性などを、評価する賞を出しました。審査員各位から、演奏者にコメントも付けてお渡ししています。

すべての面に優れた方に贈る「最優秀賞」の栄誉に輝かれた方が表彰されました。

 

2022年度は、大学生1名、2023年度は、小学2年生の方に贈られました。楽しみにしています。

昨年の最優秀賞を取られた方には、特典として、先日開催されました「室内楽研修会」に

グループ員に交じり 参加していただきました。うれしい事です。今後も機会があれば、若い才能を、応援したいと考えております。

 

🎹来年度の予定

 

開催日:2024年9月8日(日)

会場:ムラマツリサイタルホール

   ピアノグループ員に限らず、大阪楽友協会の関係者の皆様にも、応募可能です

奮って、ご応募ください。

 

詳細は6月に掲載される大阪楽友協会ピアノグループHPをご覧ください。

2018年度ピアノグループコンサート<Con Brio>

2018年6月17日

 ピアノグループ主催のコンクール《Con Brio》は毎年開いてますが、今回新たな企画のもと~ピアノグループでないとできないような独特の会を成功裏に終えることが出来たことが、この一年の最大の成果でした。一人ひとりの心をを大切に育てるコンクールにしたいと願ってきましたが、その道筋が開ける思いでした。

 コンクール会場を懐かしい母校、天王寺キャンパスのミレニアムホールに移しました。ここには特設音楽課程創設に合わせて納入されたと思われる1952年製作のヤマハが長年にわたり天王寺分校の講堂の片隅に無残な状態で眠っていました。それが大木愛一先生の目にとまり修復の後、今や見事に蘇りベヒシュタイン、ブルーツナーと共に素晴らしい響きを聴かせてくれています。

 今回のコンブリオでは、この3台の名器を事前に出場者に弾き比べてもらい、選んだピアノをコンクール当日弾いてもらうという方法を取りました。事前試弾会では、演奏者の個性、曲の性格、楽器の持ち味が絡み合い興味深い現象を体験させてくれました。出場者はもちろんご父兄の方々や指導されている先生方にとっても有益な場となったことは間違いありません。

 

 また、励みのための賞も順位付けを避け、カンタービレ賞、パーソナル賞、ブリランテ賞などめいめいの持ち味を褒める賞にいたしました。今後も是非とも母校の協力を得て演奏の魅力を発見していく場にしたいと願っています。多くの学習者の参加をお待ちしています。

イベントのお知らせ

<大阪楽友協会ピアノグループ>

演奏会開催のお知らせ

大阪楽友協会ピアノグループ

55周年記念シリーズ演奏会

日時 2017年 2月 19日(日)14:00 (開場13:30)

会場 大阪教育大学天王寺キャンパス ミレニアムホール

チラシのとおり 独奏、二胡・フルートとのアンサンブル、室内楽・協奏曲からの編曲版を含んだ2台のピアノと多彩なプログラムです。

入場無料ですが座席数が少ないため予約が必要です。

お問合せ 飯塚幸穂 Tel・Fax 0721-28-7048


研究会開催のお知らせ

 

「ショパンの自筆楽譜から見た演奏解釈」 

日時:2016/09/22(木祝)14:00~ 

 

会場:大阪教育大学  天王寺キャンバス ミレニアムホール 

JR環状線「天王寺駅」

お話しと演奏:田中紘二氏 (ピアノグループ部長 大教大名誉教授) 

 

前奏曲集Op.28 No.1,4 および練習曲集Op.25 No.1,7

 

自筆楽譜を参照し新しい独自の解釈が、展開されます。お楽しみに! 

 

グループ員だけでなく一般の方にも聴講していただけます。

お誘いあわせの上、ご参加ください。 

参加料無料です。  

 

新部長就任のおしらせ

ピアノグループ部長は今年度より上杉一晄氏の後を受けて田中紘二が受けさせていただくことになりました。私は母校退職後にグループ員となり、まだほんの2,3年しかたっていない新人ですが、高齢ながらも皆様に助けられて何とかやっていければと思っています。

 どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 「型に入れ、そして型から出よ」という名言がありますが、お若い楽友協会のメンバーの方々にもピアノグループに入っていただき、枠に縛られない表現をともに追求していきたいと願っています。

                        田中紘二

 

《Con Brio入賞者による記念演奏会》

 

 

大阪楽友協会ピアノグループ55周年記念行事

《Con Brio》入賞者による記念演奏会

 

Con Brio とは

ピアノ学習者が、より高い目標と演奏発表の体験を得るとともに、技術の向上と豊かな音楽性を培い、ピアノ学習のよき励みになることを願って、大阪楽友協会ピアノグループが毎年行っているコンクールです。

また、指導者も共に楽曲の研究を行い、内容の把握や、より良い指導法の探求に役立てようとするものです。

 

2016年7/30(土)13:30開演(13:00開場)

豊中市立アクア文化ホール

阪急宝塚線「曽根」駅より徒歩約300メートル

公共の交通機関をご利用ください。

 

主催:大阪楽友協会ピアノグループ

入場無料

 

お問い合わせ 079-565-0722 奥村

 

 


大阪楽友協会ピアノグループ55周年特別演奏会

2015年9月4日(金)19:00 開演 

豊中市立アクア文化ホール

〒561-0802 大阪府豊中市曽根東町3丁目7−1

06-6864-3901

阪急宝塚線「曽根」駅より東へ約300メートル. 

 

入場料

前売¥2500/当日¥3000

学生¥1500

 ◎第2部 〜ピアノ


F. リスト

バッハの名による幻想曲とフーガ

ピアノ:星山 智子


F. リスト

ハンガリア狂詩曲 ほか

ピアノ:高野 良輔


K. シマノフスキ

仮面劇 op. 34より

「シェヘラザーデ」「ドン・ファンのセレナーデ」

ピアノ:北中 綾子



◎第2部 〜ピアノ&チェロ〜

ピアノ:上田晴子

チェロ:上森祥平


C. ドビュッシー

チェロソナタ ニ短調


J. ブラームス

チェロソナタ 第1番 ホ短調 op. 38

~~~

大阪楽友協会3期舟曳襄氏のお力添えで国際的にご活躍のピアニスト上田晴子氏、チェロ上森祥平氏(16期上森恵子氏〈Violin〉のご子息)の室内楽での賛助出演が実現いたしました。
ソロの部の3名は当グループ推薦の新進演奏家でグループ員の手ほどきで育った星山智子さん、高野良輔さん。北中綾子さん(51期)はご両親とも同窓生であります。

大阪楽友協会ピアノグループは創立以来「演奏」「教育」「研究」の三本柱で活動して参りました。今後「演奏」の分野では声楽、管弦打との共演、室内楽の活動もしていく積りでございます。

尚これまでの活動の詳細に関しては「大阪楽友協会ピアノグループ」のホームページを是非ご覧下さい。

大阪楽友協会ピアノグループ
お問い合わせ
  上杉一晄        Tel:072-721-7426 e-mail : kazuteru7426@hcn.zaq.ne.jp
  飯塚幸穂 Tel & Fax:0721-28-7048 e-mail:iizuka-fujino@nifty.com


イベントのご報告

ミレニアムホールでの研究演奏会終了


2015年7月19日(日)

大阪教育大学天王寺キャンパス ミレニアムホールにて

大阪楽友協会ピアノグループ研究演奏会[公開]を開催しました

独奏3名、シューベルト 即興曲2曲 リスト ラ・カンパネラ 愛の夢第3番
ハンガリー狂詩曲第12番 プーランク 「ナザレの夜会」より プレリュード 
変奏曲Ⅱ、

連弾2組、シューベルト ハンガリー風ディベルティメントD.818 Op.54 
第3楽章   ドホナーニ ワルツ Op.3

チェロ&ピアノ2組, ポッパー ひと葉のアルバム マズルカOp.11 No.3
ショパン 「ピアノとチェロのための」ソナタOp.65より 第1,2,3楽章


以上です。演奏者の皆さん素晴らしい演奏でした。


最後に演奏された

現教授大木愛一先生と名誉教授田中紘一先生(グループ員)の

ショパン[ピアノとチェロのための]ソナタは圧巻でした。


[Con Brio]を開催しました

2015年6月14日 ムラマツリサイタルホールにて

演奏会形式によるコンクール

「Con Brio」を開催いたしました。

小学生19名、中学生5名、高校・大学生6名が

日頃の演奏の成果を発揮して演奏して下さいました。

演奏後には審査委員長から講評、各賞の発表を行い、

これらをこれからのレッスン、演奏の糧としていただき、

ますます上達、成長していただければ、との思いで会を終えました。

尚、上位入賞者は、2016年7月30日(土)、

豊中市アクアホールにて、

大阪楽友協会ピアノグループ55周年記念行事の一環として行われる

[Con Brio入賞者特別演奏会]に出演していただく予定です。


研究演奏会のご報告 2015. 2/8(日)島村楽器にて

2015年2月8日(日)午後1時開演、

場所は、島村楽器グランフロント大阪店

スタインウエイルームにて開催しました。


演奏曲は、バッハ「ゴールドベルク変奏曲」より、

ショパン[英雄]ポロネーズ、

フォーレ「夜想曲」「即興曲」より、

ドビュッシー[水の反映]、

ソプラノ独唱[日本歌曲]

ベートーベンのピアノソナタ「月光」[ワルトシュタイン]「熱情」でした。

出演者の皆さん熱演でした。

特にベートーベンのソナタは、3人の男性会員の演奏で盛り上がりました。

客席は40名くらいのホールで内輪のコンサートでしたが

楽しく有意義な時間を共有できました。

次回の研究演奏会は、

7月19日(日)大教大、天王寺キャンパス、

ミレニアムホールで、公開で開催する予定です。       

                           記 上杉一晄



研究演奏会のご報告

[ピアノグループ研修会]開催

2014年97()、大阪市西区堀江アルテにて

ピアノグループ研修委員会企画の研修会を開催いたしました。

当日は、心配された雨も上がり、30名近くの参加者がありました。

午前は、同グループ中務和美氏による[ショパンってどんな人]と題して、

1時間の研修会でした。

ショパンの生涯や歴史的背景を曲目に照らし合わせ、

中務氏がポーランドやパリを実際に歩いて、

撮影された写真も交えて大変興味深いお話でした。

 

午後は、同グループの北野完一氏所蔵のヤン・エキエルの

「ショパンのポロネーズとマズルカ」、ショパンコンクールから

[ワルシャワの覇者 第10回の出来事]の

2本の[DVD鑑賞会]を行いました。

これらは版権の関係で自由に観る機会が難しい大変貴重な映像とのこと、

北野氏の解説も交えて2時間の鑑賞と研修会となりました。

具体的な内容については記載を控えさせていただきますが、

楽曲の解釈について、エキエルのレッスンを実際に受けている

臨場感がありました。

また ショパンコンクールにおける熾烈な戦いの中に見える

圧倒的なテクニックや個性的な音楽性などを、

演奏者の間近の映像で堪能することが出来ました。

 

記 ピアノグループ広報係 文責 上杉一晄


演奏会形式コンクール「Con Brio(コン ブリオ)」開催

201468日(日)ムラマツリサイタルホール新大阪にて、

Con Brio」を開催しました。

Con Brio」は大阪楽友協会ピアノグループが主催する

演奏会形式のコンクールで、出演者は当グループ会員が推薦する方々です。

今回は、小学生22名、中学生8名、高校・大学生6名の計36名が参加され、

演奏後には各審査員からの講評が、

又成績優秀者には優秀賞、奨励賞が贈られました。

演奏内容は年々レベルが上がっているように思われ、

皆さんが熱心に向上心を持ってピアノに取り組み、

さらに演奏内容が充実したものになるよう、

日々努力している様子が感じとれました。

Con Brio」はピアノグループメンバーにとって、

指導者としてレッスンの進め方、方向性などを考える場であり、

良い勉強の場として重要であるということを改めて感じました。


新部長より ごあいさつ

ご挨拶 

 

50年近く前のピアノグループ、

酒井忠政部長のもと、

バルトークのミクロコスモス全6巻153曲を、

グループ員全員出演で演奏会を開催しました。

音楽芸術に音楽評論家の辻井英世氏が、

大々的に演奏会の成果を載せて頂き、

演奏者全員の批評も好意的にして下さいました。

その時に出演した中北範子さん

昨年のミレニアムホールの研究演奏会へ、

杖をついて来て下さいました。。80歳です。

 

あれから長い年月に亘って活動している

ピアノグループの歴史の一端を、

微力ながら担えればと思っております。

 

新部長 8期生 上杉一晄

 

研究演奏会 ご報告

2014年3月16日(日)午後 

 

スタインウエイサロン関西リサイタルルームにて

研究演奏会を行いました。

出演者13名で、ピアノ独奏10、ピアノ連弾1、歌曲1の

12のプログラムでした。

2時間30分ほどの充実した演奏会となりました。

 

演奏者は、大学名誉教授、

ウイーン留学された新進気鋭のピアニスト、ピアノ指導者、

音楽以外の職にありながら、

ピアノにも、いつも情熱を傾けてる方、ソプラノ歌手と、

多岐に亘っています。

それぞれ音楽への情熱を込めて

良い演奏を披露して下さいました。

曲は、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェン、

ショパン、フォーレ、ラフマニノフ、

ラヴェル、ストラヴィンスキー、

ベリオ、中田喜直の作品でした。

 

秋にも、また研究演奏会を開催する予定です。  

 

上杉一晄

 

研究演奏会のご報告

2013. 10/13(日)終演しました!

 

 

10月13日(日)大阪教育大学天王寺キャンパス、

ミレニアムホールでの研究演奏会

50余名のご来場者で、充実したコンサートとなりました。

今回のプログラムは、ピアノ独奏、2台のピアノ、連弾、ソプラノ独唱と

多彩でした。

 

会場のピアノは、ブリュートナー(ライプチヒ)

ベヒシュタイン(ベルリン)と名器揃いで、

独奏者も自分の演奏曲に合わせて選択できて、大満足でした。

 

出演者の皆さんも当日の演奏から、それぞれ自分の演奏の

課題を見つけてより努力されることでしょう。

客席の反応も良く、演奏会終了後も多くの賛辞が寄せられ、

さわやかな秋晴れの一日、

緊張感と共に、心地よい時を過ごさせて頂きました。        

 

上杉一晄(2013. 10/17)

 

=====

 

 

PROGRAM              

<ピアノ・ソロ>

1. 藤野 容子

ゴルドベルク変奏曲 BWV.988 より(J. S. バッハ)

Aria, Var.11~14

 

2. 上杉 一晄

ノクターン op.15 No.1(F. ショパン)

スケルツォ op.20

 

3. 天句 治子

バラード op.23(F. ショパン)

 

4. 田中 紘二

エステ荘の噴水(F. リスト)

 

5. 向仲 佐和子

月の光(C. ドビュッシー)

 

6. 西野 久美子

ラ・ヴァルス(M. ラヴェル)

 

7. 山本 真由美

アディオス・ノニーノ(A. ピアソラ)

  

~ アンサンブル ~

 

<二台のピアノ>

8. primo/藤田 歌子・secondo/福楽 恵美子

幻想曲とフーガ BWV542(J. S. バッハ/R.Burmeister 編曲)

 

<二台のピアノ>

9. primo/山本 真由美・secondo/吉田 亜紀

Concerto in Fより 3楽章(G. ガーシュイン)

 

<ソプラノ独唱>

10. soprano/笹山 晶子・piano/飯塚 幸穂 

山田耕筰 日本歌曲

  曼珠沙華            詩:北原白秋 

  かやの木山の          詩:北原白秋

  中国地方の子守歌        日本古謡

  からたちの花          詩:北原白秋

 

<ピアノ連弾>

11. primo/森重 ひろ美・secondo/炭谷 恭子

四手連弾のための組曲「日本の四季」より(中田 喜直)

1.春が来て、桜が咲いて

5.初秋から秋へ

6.冬が来て雪が降り始め、氷の世界に、やがて春の日差しが

 

<二台のピアノ>

12. primo/森重 ひろ美・secondo/炭谷 恭子

デカリシモ(A. ピアソラ/山本京子 編曲)

 

 

 


2013年度 研修会 ご報告

田中 優行先生 アレクサンダー・テクニーク講習会

2013年9月1日(日)午後、

田中優行先生を講師に迎えて実施しました、

ピアノグループ主催【アレクサンダー・テクニーク講習会】のご報告です。

 

大阪市立総合学習センターの広々とした第一研修室にて、

習慣化した余分な緊張やくせを除き、

私たちが本来持っている初源的調整作用を引き出す運動、

その後、個々に、実際にグランドピアノを弾いて自然体で弾くことを、

先生の個別指導のもとで体験させていただきました。

先生の指導で音色が変わっていくのがとてもよくわかり、

得るところの多い講習会でした。

当日の指導資料、後日送られてきた先生の助言などを記載いたしますので、

ご参考に、ご覧ください。(係:上杉一晄)

 

 

アレクサンダー・テクニーク講習会        2013.9.1

ATI認定アレクサンダー・テクニーク教師 田中優行

 

・自己の使い方  心身一如

・やめること   能力の発現を邪魔している=心身の習慣

 『間違ったことをしなければ、正しいことは自然に起こる』

 

●F.M.アレクサンダーの発見と原理

・「自分の外」から「自分の内」へ 

・誤用パターン      

・感覚はあてにならない  

・エンドゲイニング     

・抑制          

・方向性(ディレクション)   

・means-whereby(ミーンズウェバイ)      

・プライマリーコントロール

・頭と脊椎の関係  「首の筋肉の習慣的な緊張は、必然的に体全体の緊張を引き起こす」

 「頭と首と背中の関係が全身を協調させて使うことに影響を与え、人間が本来もっているプライマリー・コントロール(初源的調整能力)を発現させることを発見した」

 

●なぜ上手くできないのか

・原因:間違った感覚認識と習慣 筋感覚のズレ

「体の癖は、思考の癖であり、意識の癖であり、心の癖でもある」

・無意識の思考パターン

・意識の偏りと筋肉の偏った使い方

・緩めることと脱力の違い

・表層筋と深層筋

 

●間違った感覚認識をどう修正するのか

・身体認識の間違いの修正(ボディ・マッピング)

・癖と構造(からだのしくみ)

・プライマリー・コントロール(初源的調整能力)による体全体の協調作用

・体全体が自然に協調して動くという感覚経験を繰り返すことによって修正=レッスンの意味

 

●思考と認識

・指導者と学習者の注意点〜言葉の問題〜   体感 ⇄ 言葉  既知と未知 

・感覚→意識→認識→確認 『人は正しくしようとしている時、間違っていると感じないものだ』

・思考の特徴   :同時に2つ以上のことは把握できない。

・再現できない  :認識の限界 期待感が緊張を生む

・認識とコントロールの問題  直接的にコントロールするのではなく、条件を整える

 

『その問題を作り出した意識では、その問題を解決することはできない』

                          F.M.アレクサンダー

参考図書:音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク入門/ペドロ・デ・アルカンタラ/春秋社

     アレクサンダー・テクニーク〜自分を生かす技術〜/ペドロ・デ・アルカンタラ/春秋社

     自分のつかい方/F.M.アレクサンダー/晩成書房

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜講習会を経て、田中先生よりアドバイス〜

 

皆さんには、本当にまじめに一生懸命聞いて頂き

ありがとうございました。

今後の演奏の参考になりますよう、少し助言をさせて頂きます。

 

皆さんとても努力されていると思いますが、

からだ的に酷使されている方がほとんどですね。

首や体が硬いのと、構造的な安定感がないです。

ピアノを優先的に考えられてると思いますが、

もう少し身体の基礎の部分をケアされた方がいいです。

一見、遠回りのように見えて、その方が良いピアノ演奏が出来ます。

 

自分の習慣で弾きたいように弾くのではなく、音と対話しながら、

体と対話しながら「未知」と出会うようにしてください。

 

田中優行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田中優行レッスン情報サイト をご参照ください。

http://www23.atwiki.jp/hisagogumi